[B-5-15] Highly-Efficient Low-Latency Scheduling Method in Round-Trip Communication for Feedback Control
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
この講演はキャリアエクスプローラーの掲載を希望しています。
Keywords:5G、ローカル5G、スケジューリング、無線リソース制御、閉ループ制御、低遅延
本稿では,産業用ロボティクス制御等における無線通信を用いた閉ループ制御への適用を念頭に,周波数利用効率の高い低往復伝送遅延(RTD)スケジューリング法を提案する.提案法は,従来法と異なり,各ユーザ端末(UE)のチャネル状態と遅延時間の両方を考慮したスケジューリングを実現する.具体的には,提案法はチャネル状態を意識する要素としてαプロポーショナルフェアネス(α-PF)を適用することにより,周波数利用効率を高めることができる.遅延時間の考慮においては,上りリンク(UL)のスケジューリングにおいて,UL通信後に要する時間を考慮することにより,RTDが要求値を超過する確率を低減する.計算機シミュレーションにより,提案法が従来法と比較してより多くのUEを収容しつつ RTDが要求値を超過する確率を低減できることを明らかにする.
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