[B-5-37] FDMA上りリンクにおけるユーザ間共通トーンリザベーション法
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キーワード:PAPR抑圧、上りリンク、FDMA、トーンリザベーション
周波数分割多元接続を用いた上りリンクにおける端末送信信号のピーク対平均電力比(PAPR)抑圧法として,周波数多重されるユーザ間で共通の周波数ブロックをPAPR抑圧信号送信に用いるトーンリザベーション(TR)法を提案する.TRは,データ信号伝送帯域に干渉を生じさせない代わりに,帯域損が欠点である.提案法は,周波数多重されたユーザ間で共通の帯域をPAPR抑圧専用の帯域とした.周波数多重ユーザ数が増大するにつれ,帯域損を低減することができる.非線形電力増幅器の影響を考慮した計算機シミュレーションにより,提案法がデータ信号送信帯域に干渉を生じるクリッピング・フィルタリング(CF)に比較して特に多重ユーザ数が多い場合にパケット誤り率(PER)を改善できることを定量的に示す.
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