[B-5-71] 簡易信号処理を用いた大容量THz帯PAM4通信の実現
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:THz帯通信、PAM4
テラヘルツ(THz)帯は非常に広い帯域を持つため、大容量無線通信が可能となり、データセンター内の短距離通信や近接ダウンロード通信などに応用されることが期待されている。THz帯無線通信では、QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)などの位相情報を利用した多値信号を用いた大容量化の検討が行われているが、振幅情報のみを用いた多値パルス振幅変調[PAM(Pulse Amplitude Modulation)]信号を用いることで簡易構成での大容量無線通信の実現を目指すことも重要である。
今回、複雑な電気信号処理を用いずに生成したPAM4信号を用いることによって、300 GHz帯PAM4通信を行った。20 Gbaud PAM4通信で、7%硬判定前方誤り訂正(Hard Decision Forward Error Correction: HD-FEC)の閾値(3.8 x 10-3)[7]以下の符号誤り率を得た。
今回、複雑な電気信号処理を用いずに生成したPAM4信号を用いることによって、300 GHz帯PAM4通信を行った。20 Gbaud PAM4通信で、7%硬判定前方誤り訂正(Hard Decision Forward Error Correction: HD-FEC)の閾値(3.8 x 10-3)[7]以下の符号誤り率を得た。
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