[B-5-75] 建設現場における三次元測位に向けた920MHz帯LoRaWANを用いる平面位置推定の検討と実験評価(2)
キーワード:LoRaWAN、三次元推定、平面位置推定、LLS、建設現場
高層ビル等の建設現場では作業従事者の安全確認や機材配置の管理のため, 無線信号を利用した高所作業者や機材の位置推定技術の導入が期待されている. 従来, 無線LAN等の既存インフラを活用した屋内測位技術が検討されている. しかしながら, 建設現場等においては既存の通信インフラが存在せず, また建物の内部構造も時々刻々と変化する. したがって, 建設現場では少数の無線機で建物全体を網羅可能な三次元測位技術の確立が課題となる. 著者等は屋内における三次元測位を実現するための要素技術として, 建物内に配置した少数のLoRa 無線機を利用した位置推定技術を提案した. 本稿では, 提案した位置推定方式を実際の建設現場に適用した場合の有効性を示す.
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