[B-5-82] 秘密鍵生成におけるパイロット信号のランダム削減と補間に関する一検討
キーワード:物理層秘密鍵生成
近年無線通信におけるセキュリティには, 低消費電力でかつ高い安全性が要求されており, 伝搬路から秘密鍵を生成する物理層鍵生成技術に注目が集まっている. 伝搬路から生成した鍵を共有する場合, 送受信機間においてパイロット信号の交換が不可欠であるが, 消費電力・情報漏洩の観点に課題が存在する. そこで本稿では, 送信するパイロット信号をランダムに削減し, 削減部分を補間推定することで秘密鍵を生成・共有する手法を提案する. 提案法による有効性を,相互情報量(MI: mutual information),秘密鍵容量(SKC: secret key capacity)の観点から定量的に明らかにする.
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