[B-5-87] 経路冗長化による遅延最適化手法の基礎検討
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:エンドツーエンド遅延、冗長化、無線LAN
冗長化のため複数経路を利用してデータを送信する際,各経路に遅延差がある環境においては,遅延の大きい経路が全体の遅延を支配してしまう場合がある.
一方で,End-to-Endの遅延に着目すると,必ずしも複数経路の利用が全体の遅延を増加させるとは限らない.パケットの冗長化による再送抑止は,とりわけ遅延の大きな上位層の再送による遅延を防ぐことを可能とするからである.
これらの遅延の増加減少の関係を決定する主な要素は,各経路のパケットエラーレートおよび上位層の再送遅延値である.
本稿では,IEEE 802.11のCSMA/CA機構を想定し,End-to-End遅延と最適な冗長経路設定について考察する.
一方で,End-to-Endの遅延に着目すると,必ずしも複数経路の利用が全体の遅延を増加させるとは限らない.パケットの冗長化による再送抑止は,とりわけ遅延の大きな上位層の再送による遅延を防ぐことを可能とするからである.
これらの遅延の増加減少の関係を決定する主な要素は,各経路のパケットエラーレートおよび上位層の再送遅延値である.
本稿では,IEEE 802.11のCSMA/CA機構を想定し,End-to-End遅延と最適な冗長経路設定について考察する.
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