[B-5-89] IEEE 802.11bnにおけるチャネル占有率を考慮した同時接続AP選択手法
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:IEEE 802.11bn、マルチAP機能、UHR
IEEE 802.11be 無線LANの次のメインストリーム規格として,2023 年11 月よりIEEE 802.11bn (UHR) の策定が開始予定である.UHRにはマルチAP 機能の搭載が予定され,無線端末が物理的に異なる位置にある複数のAP MLDと同時に接続することを可能にする.本機能により無線端末のスループット・信頼性向上が期待される一方,移動する無線端末は離れたAP と低伝送レートで送信し続けるスティッキークライアントとなる可能性がある.その結果,低伝送レートのリンクがボトルネックとなり遅延特性劣化,ネットワーク全体の通信特性劣化につながることが想定される.そこで本研究ではマルチAP 機能利用時に伝送レートの低いリンク利用を避け,競合端末のスループット減少量について考慮した同時接続AP 選択手法を提案する.
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