[B-6-39] Opportunistic Routingを用いたLPWAメッシュネットワークにおけるスロット転送待機時間の解析
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:Opportunistic Routing、LPWA、パラメータ、転送待機時間、タイムスロット
様々な状況下でセンサ情報を収集するため,広域通信が可能なLPWA(Low power wide area)と動的な中継経路選択が可能なOR(Opportunistic routing)を用いたメッシュネットワークが提案されている.本システムでは,中継ノードを選択するために待機時間を用いるが,待機時間算出に用いるパラメータの設定が難しいことから,パラメータを動的に制御する手法が提案されている.しかし,実環境での評価結果では,複数の中継ノードが存在する場合に,中継ノード間の待機時間の差が十分でない場合,パラメータ制御が適切に行われない可能性があることが判明した.本稿では,パラメータの動的制御を用いたLPWAメッシュネットワークの実現に向け,パケット中継時に用いる待機時間をタイムスロット化し,パラメータ制御の影響を解析する.
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