[B-6-40] デジタルツインを併用したOpportunistic Routingにおける冗長性を考慮した初期経路注入
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:アドホックネットワーク、Opportunistic routing、転送待機時間、デジタルツイン、位置情報、宛先探索
スマートシティでは,予測,検知,監視等のサービスを支えるデジタルツインを実現するためのセンシングのみならず,ユーザがサービスを享受することで多くのトラヒックが発生すると考えられる.そこで,通信設備への負担を軽減するため,無線による直接通信によりネットワークを形成するマルチホップネットワークの利用が考えられるが,トポロジー変化への対応が課題となる.著者らはデジタルツインを通じた初期経路構築と,環境に応じて経路を適応させるOpportunistic routing(OR)を組み合わせた手法を提案している.しかし,本手法では,初期経路には単一の経路を用いるため,収束するまではORの特性である経路多様性を十分に活用できていない.本稿では,中継経路の冗長性を考慮した経路情報注入手法を提案する.
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