[B-6-57] クロスファイア攻撃に脆弱なトポロジ上の位置に関する分析
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:クロスファイア攻撃、トポロジ
般的なDDoS攻撃とは異なり,Crossfire Attack(CFA)はサーバではなくネットワーク内のリンクを目標として攻撃し,目標サーバエリアと外部とのネットワーク通信を中断することを目的とする.筆者らはこれまでに,CFAに先立ち攻撃者がターゲットリンクを選定するため大量のtracerouteを行うことに着目し,tracerouteの発生間隔に基づく攻撃ホストの検知法を提案した.しかしCFAに対して脆弱なリンクを予測し,的確な防御策を展開するための手法はまだ存在しない.そこで本稿では,複数のネットワークトポロジを対象に,CFAによる分断の影響度を定量的に分析する.そして直列構造がCFA攻撃の目標となりやすいことを明らかにする.
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