[B-7-15] 自動運転・手動運転混在環境での速度制限変動制御による事故渋滞の緩和
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:V2X、渋滞緩和、速度制限
現在,日本の高速道路で発生する渋滞の原因の約16%は事故によるものである.一般的には事故場所周辺の区間で一部車線が封鎖され,その手前の合流部で交通量が道路交通容量を超えることで渋滞が発生する.この問題に対して 各車両が合流部の手前で速度をある目標速度まで意図的に落とすVSL(速度制限変動制御)により渋滞による速度低下が軽減されることが知られている.本稿では,合流に特有の車両のふるまいを考慮し,VSLにおいて車線ごとに異なる目標速度を設定することでより高い渋滞軽減効果が得られることを交通流シミュレーションを通して示す.
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