[B-8-1] 高速IM-DDにおける長距離伝送に向けた波長分散低減のための零分散波長推定法
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:IM-DD、波長分散、零分散波長
伝送距離が100 km以下の高速伝送システムにおいて、コヒーレント伝送方式に比べて低コスト・低消費電力である強度変調・直接検波(IM-DD)伝送方式が盛んに研究されている[2, 3]。IM-DDを用いた高速伝送システムにおいて、波形劣化を生じさせる波長分散の影響を低減させるためには、光ファイバの零分散波長(ZDW)の値を知ることが課題解決の一つの手段である。しかしながら、標準シングルモードファイバのZDWの値は1300-1324 nmであるため、光パルス試験器(OTDR)等の専用の装置を用いて個々のファイバを調査する必要がある。
本論文では、専用の設備を追加で用いずに伝送後の波長分散によって生じる固有の周波数スペクトルを利用することでZDWを推定する方法を提案し、真値と提案手法で得られたZDWとの推定誤差を評価する。
本論文では、専用の設備を追加で用いずに伝送後の波長分散によって生じる固有の周波数スペクトルを利用することでZDWを推定する方法を提案し、真値と提案手法で得られたZDWとの推定誤差を評価する。
講演論文集PDFを閲覧したい場合はパスワードを入力してください。
パスワードは、講演参加申込者、聴講参加申込者にメールで御連絡しております。