2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[BI-1] EMC設計・対策に貢献するシミュレーション・評価技術

2023年9月14日(木) 13:25 〜 16:40 全学教育棟 本館 中棟 1階C15講義室

座長:豊田啓孝(岡山大)

<1〜6>
環境電磁工学研専

[BI-1-6] ブロードサイド結合スプリットリング共振器を用いた反射透過制御素子の特性評価

伊藤盛通1, 山本真一郎2 (1.大阪技術研, 2.兵庫県立大)

キーワード:ブロードサイド結合スプリットリング共振器、人工磁性体、メタマテリアル

スプリットリングを誘電体を挟むように対向配置したブロードサイド結合型スプリットリング共振器を2次元配列した人工磁性体を試作し、反射透過制御材料への応用を検討した。最初に透過係数と反射係数を測定し、媒質として評価するために誘電率と透磁率を導出したところ、比誘電率の虚部が一部の周波数帯域で負になった。この要因を検討したうえで、パラメータとして特性インピーダンスと伝搬定数を用いることで物理的に妥当な表現になることを確認した。次に斜入射測定を行い、特性インピーダンスを基に試料の積層を検討した結果、配列方向を変えた試料の積層によって斜入射時にも反射係数が-20 dB以下に改善できた。

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