[BI-2-3] 鉄道運行システムにおけるローカル5Gの活用方法
キーワード:列車制御、ローカル5G
鉄道の運行に関わるシステムに対して5Gなど公衆回線を適用する研究開発を進めている.鉄道の運行に関わるシステムでは,安全性の確保と安定した輸送の維持の両面から,システムが要求する伝送品質を満たす通信回線の確保が必要である.特に鉄道では,トンネルや山間部などのエリア外となる区間を走行することもあるため,不感地への対策が課題となる.必要な運行本数を満足するために,不感地対策として自営の通信回線を敷設することも選択肢となる.一方,自営回線を別途構築する場合は,公衆回線と自営回線のそれぞれの伝送装置を車両に搭載することになるが,機器を搭載するスペースが限られていることから,追加で場所を確保するのは困難である.これに対して,ローカル5Gは,公衆/自営問わず同じ5Gの規格であることから,車両に搭載する伝送装置の共通化が図られ,上記課題の解消が期待される.
そこで,本発表では,鉄道の運行に関わるシステムに対する公衆回線(5G)の適用と,公衆回線の補完としてローカル5Gを活用する方法について述べる.
そこで,本発表では,鉄道の運行に関わるシステムに対する公衆回線(5G)の適用と,公衆回線の補完としてローカル5Gを活用する方法について述べる.
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