[BP-1-2] 6G時代のユーザセントリックネットワークアーキテクチャ
キーワード：6G
6Gが普及する2030年代は，物理空間とサイバー空間を高度に連携させる，Cyber-Physical System（CPS）が求められる時代となる．ここでは，物理空間の情報を様々なロボットやセンサーを介して収集するとともに，仮想空間で処理された情報を物理空間にフィードバックするため，端末が様々な場所で安定した通信をすることが期待されている．いつでもどこでも安定した通信品質を提供するうえで，，筆者らは，ユーザセントリックなネットワークアーキテクチャを提案している．本技術は，分散アンテナ技術をベースとするCell Free massive MIMOのほか，ユーザの場所に応じて仮想的に基地局機能を提供するための新しいRANアーキテクチャが要素技術となる．本講演では，ユーザセントリックネットワークに関する最新の取り組みとして，要素技術の研究開発と実証実験について紹介する．
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