[C-1] 電磁界理論

[C-1-1] ストリップ格子を配列した分散性媒質の内部応答解析と電界分布

^○王淳, 尾崎亮介, 山﨑恒樹 (日大)

この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。

キーワード：内部応答解析、電界分布

著者らは先に，分散性媒質中に異なる深さのストリップ格子を周期配列された構造の過渡応答解析し，反射応答波形のみによるストリップ格子の影響を検討してきた．しかし反射波形に含まれる多重反射により応答波形が複雑となるため，最近の報告で，反射応答の物理現象を考察するため基礎的な平面格子構造に戻って媒質内部応答と電界分布を検討した．
本文では，周期内に2枚のストリップ格子を配列した分散性媒質の内部応答と電界分布を高速逆ラプラス変換(FILT)法と点整合法(PMM)を併用して解析し，導体幅の小さなストリップ格子の影響を検討する．