[C-1-4] 3次元物体識別へ向けた複素内積演算のための回折光学素子の設計
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:波動情報処理、回折光学素子、線形判別分析、複素内積、パターン認識
画像のパターン認識・判別に必要となる演算量は膨大となりやすく,従来のコンピュータによる逐次型の計算では演算に時間が掛かり,電力消費量も増大する.
パターン認識処理を光波の回折・干渉を利用して光学的に行うことで高速化と低消費電力を実現できる.
フォトンシーブホログラムという回折光学素子を用いて,1 枚のフィルタのみでパターンの判別処理を行う.
フォトンシーブホログラムを構成するフォトンシーブ の集光スポット位置が一致するように設計することで集光スポット振幅は複素内積で表せる.
各フォトンシーブの透過率を求める反復アルゴリズムを考案した.
振幅・位相ともに誤差 0.381%以下となり,設定通りの複素内積演算ができた.
パターン認識処理を光波の回折・干渉を利用して光学的に行うことで高速化と低消費電力を実現できる.
フォトンシーブホログラムという回折光学素子を用いて,1 枚のフィルタのみでパターンの判別処理を行う.
フォトンシーブホログラムを構成するフォトンシーブ の集光スポット位置が一致するように設計することで集光スポット振幅は複素内積で表せる.
各フォトンシーブの透過率を求める反復アルゴリズムを考案した.
振幅・位相ともに誤差 0.381%以下となり,設定通りの複素内積演算ができた.
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