[C-12-11] CMOS I/QミキサにおけるAM-PM歪みの解析
キーワード:CMOS、ミキサ、AM-PM歪み、コンスタレーション
CMOS無線通信機に用いられるI/Qミキサにおいて、QPSK出力信号のコンスタレーションが歪む場合がある。コンスタレーション歪みの原因として、AM-PM特性(入力電力と出力位相の関係)の歪みとAM-AM特性(入力電力と出力電力の関係)の歪みが考えられる。このうち、QPSKで大きく問題となるのはAM-PM歪みであると考えられる。そこで本研究では、I/QミキサにおけるAM-PM歪みの原因を解析することで、コンスタレーション歪みの原因を解析した。その結果、I/QミキサのAM-PM歪みの原因としてMOSFETのゲート幅が大きく影響し、MOSFETのゲート幅は16μm以上必要であることが分かった。
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