2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[C-12] 集積回路

2023年9月14日(木) 09:00 〜 11:45 全学教育棟 本館 中棟 3階C33講義室

座長:横式康史(東工大),島秀樹(日清紡マイクロデバイス)

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集積回路研専

[C-12-3] 高速な動作誘導を可能にするウェアラブルGVSナビゲーションデバイスの開発−前庭電気刺激回路の設計と評価−

長谷川稜1, 杜邦1, 中村皓平1, 杉下景俊1, 黄貝宇彤1, 片浦碧1, 藤井まなみ1, 木野久志1, 福島誉史1, 清山浩司2, 田中徹1 (1.東北大, 2.長崎総合科学大)

この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。

キーワード:前庭電気刺激、集積回路設計

本研究ではウェアラブルGVSナビゲーションデバイスに使用する前庭電気刺激回路の設計・試作・評価を行った。Galvanic Vestibular Stimulation(GVS)とは人の平衡感覚を司る前庭器官に微小電流を流すことによって、その知覚を制御する技術である。GVSナビゲーションデバイスは、刺激に意識を向ける必要なく高速な動作を誘導することが可能であるため、視覚障がい者の安全な歩行に役立つと考えられる。現在、市販されているtDCS等の電気刺激装置は携帯することを想定していないために大型で重い。本研究では0.35 µm 2P4M HVのCMOS技術を用いて前庭電気刺激回路を作製し、仕様通りの電流出力を確認した。

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