[C-12-3] 高速な動作誘導を可能にするウェアラブルGVSナビゲーションデバイスの開発−前庭電気刺激回路の設計と評価−
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:前庭電気刺激、集積回路設計
本研究ではウェアラブルGVSナビゲーションデバイスに使用する前庭電気刺激回路の設計・試作・評価を行った。Galvanic Vestibular Stimulation(GVS)とは人の平衡感覚を司る前庭器官に微小電流を流すことによって、その知覚を制御する技術である。GVSナビゲーションデバイスは、刺激に意識を向ける必要なく高速な動作を誘導することが可能であるため、視覚障がい者の安全な歩行に役立つと考えられる。現在、市販されているtDCS等の電気刺激装置は携帯することを想定していないために大型で重い。本研究では0.35 µm 2P4M HVのCMOS技術を用いて前庭電気刺激回路を作製し、仕様通りの電流出力を確認した。
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