[C-12-6] ICチップレベル電源電流シミュレーションによるハードウェアトロイ検知可能性の検討
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:ハードウェアトロイ、AES、SPICE
近年、モノとインターネットを密に結合することで新たな価値の創出を目指すIoT(Internet of Things)化が社会全体を通して急速に進み、通信を伴う非常に多くの電子デバイスが社会に普及している。これらの電子デバイスを制御するためには集積回路(Integrated circuit, IC)チップが必要不可欠であり、そのセキュリティの重要性が増している。本研究では、ハードウェアにとっての脅威であるハードウェアトロイ(Hardware Trojan, HT)を設計段階で検知する手法への貢献を目的としている。AES(Advanced Encryption Standard)を対象として、電源電流シミュレーションにより算出する平均積分電荷量を用いた検知法について、模擬HT挿入前後での電荷量の変化からHT検知可能性を検討した。
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