[C-12-8] クロスカップルRF-DCチャージポンプ出力電圧電流特性の非線形性について
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:サブスレッショルド動作、チャージポンプ、モデリング
近年IoTデバイスへの電力供給手段としてマイクロ波による無線電力伝送技術が注目されている. 低入力電力でも高い直流電圧を発生させるためにRF-DCチャージポンプ(CP)が使用される. CPに用いられる整流回路として, これまでにNMOSをダイオード接続した回路(Single型)やクロスカップル型回路(Latch型)が提案されている. それぞれの整流回路を用いて回路定数・面積を同一にしたCPを設計して, 両者の出力電圧電流特性をSPICE, 実測データを用いて比較した. Latch型において出力電圧が低い領域ではRoが高く, 高い領域ではRoが低くなるという非線形性を持っていることがわかった. 本稿では二つの領域の境界条件を報告する.
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