2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[C-14] マイクロ波テラヘルツ光電子技術

2023年9月14日(木) 09:30 〜 11:45 全学教育棟 本館 南棟 2階S21講義室

座長:近藤順悟(日本ガイシ),山口祐也(NICT)

<1〜8>
マイクロ波テラヘルツ光電子技術研専

[C-14-1] 光パルス圧縮を用いた10 GHzビート出力増大におけるSBS低減用位相変調の影響抑圧

酒井悠真, 小川恵太, 鈴木将之, 戸田裕之 (同志社大)

キーワード:マイクロ波フォトニクス、光ファイバ、非線形光学効果、光パルス圧縮

近年我々は,光ビート法による高周波(RF)発生において,光パルス圧縮を用いたRF出力増大について検討してきた.しかしながら,光パルス圧縮の過程で発生する誘導ブルリアン散乱(SBS)の影響を低減するために,光源に位相変調が必要である.RF周波数が低いと,圧縮用光ファイバの累積分散などによって,SBS低減用位相変調成分がRF出力の振幅変調や位相変調に変換される.今回,標準単一モードファイバによる光パルス圧縮を用いた10 GHzビート出力の増大において,分散補償ファイバを前置して分散補償を施すことで,SBS低減用位相変調の影響を抑圧できることを数値シミュレーションで確認した.

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