[C-14-1] 光パルス圧縮を用いた10 GHzビート出力増大におけるSBS低減用位相変調の影響抑圧
キーワード:マイクロ波フォトニクス、光ファイバ、非線形光学効果、光パルス圧縮
近年我々は,光ビート法による高周波(RF)発生において,光パルス圧縮を用いたRF出力増大について検討してきた.しかしながら,光パルス圧縮の過程で発生する誘導ブルリアン散乱(SBS)の影響を低減するために,光源に位相変調が必要である.RF周波数が低いと,圧縮用光ファイバの累積分散などによって,SBS低減用位相変調成分がRF出力の振幅変調や位相変調に変換される.今回,標準単一モードファイバによる光パルス圧縮を用いた10 GHzビート出力の増大において,分散補償ファイバを前置して分散補償を施すことで,SBS低減用位相変調の影響を抑圧できることを数値シミュレーションで確認した.
講演論文集PDFを閲覧したい場合はパスワードを入力してください。
パスワードは、講演参加申込者、聴講参加申込者にメールで御連絡しております。