[C-14] マイクロ波テラヘルツ光電子技術

[C-14-18] Designing and prototyping of laser terminal's tracking system for radio over free space optics

^○尾野仁深, 秋山智浩, 原口英介, 辻秀伸 (三菱電機)

Keywords:自由空間光通信、Radio over Free Space Optics

基地局の設置に当たり，建物の構造上光ファイバケーブルを敷設することが困難なケースも存在し，このような状況にも対応可能なモバイルフロントホールの構成技術を確立することで，多様な環境に高効率にBeyond 5Gのサービスを提供することが可能となる．RoFSO(Radio over Free Space Optics)方式は，RF/IF信号をレーザ光による光空間通信路でRF/IF波形をアナログ的に伝送する方式であり，光空間通信はファイバ敷設が困難な個所でも高速通信が行えることが利点であることから，ネットワーク構築の高効率化および柔軟性の向上に有効な技術として期待できる．RoFSO向けのターミナルの小型化を目指し，10cm角程度を目標としたターミナルの検討および試作を行ったため報告を行う．