2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[C-15] エレクトロニクスシミュレーション

2023年9月14日(木) 09:30 〜 11:45 全学教育棟 本館 中棟 1階C14講義室

座長:Jerdvisanop Chakarothai(NICT),小寺紗千子(名工大)

<1〜8>
エレクトロニクスシミュレーション研専

[C-15-1] 28GHz局所ばく露における温度上昇解析

新井紀香1, 小寺紗千子1, 上原信太郎2, 湯浅明子2, 牛澤一樹2, 大髙洋平2, 平田晃正1 (1.名工大, 2.藤田医大)

キーワード:電磁界ばく露、局所ばく露、FDTD法、数値人体モデル

近年,電磁界ばく露による人体への影響について,関心が寄せられている.電磁界の生体への悪影響を防護するための国際ガイドラインとして,ICNIRPガイドライン[1]およびIEEE規格[2]が挙げられる.100 kHz以上では熱作用が支配的であり,過度な温度上昇を防護するための基準値が定められているが,6 GHz超周波数帯における生体に及ぼす影響の科学的根拠は未だ十分とは言えない.本稿では,5 Gの利用周波数帯である28 GHzにおいて超高周波誘電体レンズアンテナを用いて指先をばく露した際の温度上昇実験を行い,ばく露実験を模擬した温度上昇解析により指先における温度変化を推定,実測値と比較することで温度上昇解析の有効性を検討した.

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