[C-15-4] 表皮内電気刺激による痛覚閾値の神経角度依存性の検討
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:末梢神経、表皮内電気刺激、痛覚閾値、シナプス特性
近年,神経科学の研究分野において糖尿病の早期発見などへの応用を見据え,末梢神経(Aδ-fiberやC-fiber)を選択的に
刺激することに関心が注がれている.刺激する方法の一つとして,表皮内電気刺激(IES)がある.IESでは皮膚に刺した
針電極から,局所的な微弱電流を流すことにより,選択的な刺激を実現する.しかしながら,最適な選択的刺激を行うた
めには,刺激に対する末梢神経の応答特性を明らかにする必要がある.そこで,本稿では,まず,Aδ-fiberとC-fiberを対
象とした連続パルスによる刺激実験を行い痛覚閾値のシナプス特性を計測する.次に,電磁界解析,神経モデル,シナプ
スモデルを組み合わせたマルチスケールモデルによる解析結果と実験結果を比較することで,シナプスモデルのパラメー
タフィッティングを行う.最後に,シミュレーションを用いた選択的刺激の一検討を行う.
刺激することに関心が注がれている.刺激する方法の一つとして,表皮内電気刺激(IES)がある.IESでは皮膚に刺した
針電極から,局所的な微弱電流を流すことにより,選択的な刺激を実現する.しかしながら,最適な選択的刺激を行うた
めには,刺激に対する末梢神経の応答特性を明らかにする必要がある.そこで,本稿では,まず,Aδ-fiberとC-fiberを対
象とした連続パルスによる刺激実験を行い痛覚閾値のシナプス特性を計測する.次に,電磁界解析,神経モデル,シナプ
スモデルを組み合わせたマルチスケールモデルによる解析結果と実験結果を比較することで,シナプスモデルのパラメー
タフィッティングを行う.最後に,シミュレーションを用いた選択的刺激の一検討を行う.
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