[C-2-54] Evaluation of sleeve inner diameter for backward heating suppression
Keywords:マイクロ波エネルギーデバイス、後方加熱、スリーブ、電流分布、SAR
マイクロ波外科手術用エネルギーデバイスは生体組織の凝固が可能であり,開腹手術や腹腔鏡手術での利用が増加している.マイクロ波の伝送と放射には,同軸ケーブルが用いられる.この構造上,アンテナ部からの漏れ電流が給電線の外導体上に分布することで,後方加熱が生じる恐れがある.これは正常組織に不要な加熱を与える可能性がある.外導体に流れる漏れ電流を打ち消す手法として,スリーブが挙げられる.ここで,漏れ電流を抑制するには,給電線の外導体とスリーブで構成する経路が重要であるため,スリーブ内径を適切に選択する必要がある.そこで本研究では,スリーブ内径と後方加熱の関係を調べるため,電磁界解析を行った.
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