[C-3/4-13] フェーズドアレイ型1×N波長選択スイッチに向けたスターカプラの性能向上
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:波長選択スイッチ、シリコンフォトニクス、スターカプラー
光通信では,将来的に短距離においてもWDM伝送の利用が進むことで,多重化された信号のスイッチングをするための集積型の波長選択スイッチ(WSS)が必要になる.その実現のため,シリコンフォトニクスを用いたフェーズドアレイ型1×NWSSが報告された.この素子ではヒットレス性は見られたものの,スターカプラで生じる光損失やクロストークによる消光比の劣化が課題であった.そこで,本研究では出力側スターカプラの消光比の最大化を図り性能の向上を図る.出力側スターカプラの選択した入力ポートへの透過率が最大化する構造を複数のパラメータを設定し変化させることで探索した.その結果,透過率が改善される構造を発見した.
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