[C-3/4-34] 共振型フォトディテクターの低クロストーク化に関する検討
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:共振型PD、クロストーク、WDM
本研究では、自由空間において4つの異なる波長をもつ信号を同時に受信することが可能な、2次元の共振型PDアレイデバイス(4-WDM-RCE-PD)を提案する.このデバイスは各共振型PDがもつキャビティー長に差をつけることで異なる波長感度を持たせ、WDM信号を分割して受信することを可能にしている.本研究では特に、各PDが受信する信号間のクロストークが電流値において-12dB以下の時、BERが1.0×10^-9以下となる高い通信品質が得られることに着目し、PDアレイのクロストーク低減設計を考えた。設計したデバイスを実際に作製して特性を評価したところ、クロストークは目標値である-12dBを大きく下回っていた。したがって本デバイスではBERが1.0×10^-9以下となる高品質な通信が期待できる.
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