[C-3/4] 光エレクトロニクス/レーザ・量子エレクトロニクス

[C-3/4-39] A study on dual-rate burst-mode TIA for 50G-PON coexist with XGS-PON

^○菅颯人, 川中啓敬, 吉間聡, 白井聡 (三菱電機)

Keywords:50G-PON、バーストTIA

次世代PONとして注目される50G-PONのOLT光受信器に着目し、混在収容の可能性があるXGS-PON上り信号も受信可能な25G/10GバーストTIAに関して検討を行った。光受信器は小型かつ低コスト化を求められるが、高周波特性が確保しづらいという欠点がある。本TIAはキャパシタピーキングを用いて広帯域化することで、25G/10G両信号に十分な帯域を得られるように回路設計を行った。さらに、高速バースト応答特性と広ダイナミックレンジ受信特性を両立するためのAGC回路とATC回路を備えている。本TIAを実装したROSAでのBER評価の結果、XGS/50G-PONのN1クラス規格値を満足した。