[C-3/4] 光エレクトロニクス/レーザ・量子エレクトロニクス

[C-3/4-9] FPGAと超小型CPO用VCSELトランシーバによる光リンクのレイテンシ測定

^○吉田航¹, 石毛悠太¹, 長島和哉¹, 那須秀行¹, 高橋慶¹, 原孝宏², 福富昌司² (1.古河電工, 2.古河ネットワークソリューション)

この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。

キーワード：VCSEL、Multi-Core Fiber、Co-Packaged Optics、並列光モジュール、レイテンシ

大容量かつ低レイテンシのデータセンタの実現に向けて，VCSELとMCFを用いた広帯域，低消費電力かつ超小型の25 Gbaud NRZ × 16 ch Co-Packaged Optics (CPO)用光トランシーバを研究している．本CPOトランシーバは，信号伝送にFECを必要とせず，信号処理にかかる時間を最小化できる．今回，FPGAと本CPOトランシーバを用いて，CPOを模した形態の評価系を構築し，ループバック光リンクの伝送特性を評価した．その結果，良好なBER特性を得た．また，レイテンシを測定した結果，実測値と計算値がよく一致することを確認した．