2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[CI-1] 光技術がSDGsに貢献できるかどうか考えよう

2023年9月12日(火) 13:00 〜 16:25 全学教育棟 本館 中棟 2階C25講義室

座長:丸山武男(金沢大),柳生栄治(三菱電機),小林直樹(NEC)

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レーザ・量子エレクトロニクス研専、光エレクトロニクス 共催

[CI-1-3] 電界誘起光第二次高調波発生を利用した気体中の電界分布測定

熊田亜紀子 (東大)

キーワード:電界測定、電界誘起光第二次高調波発生

電界誘起第二高調波発生を利用した電界測定手法は,非接触・非侵襲な理想的な電界測定法として注目を浴び,この5年の間に多くの研究者によってその高電圧・放電プラズマ分野への導入が行われてきた。本手法の計測で得られる値は,すべての光路上から発生したSH波の重ね合わせとなる。そのため,測定対象の大きさに合わせて適切なビーム形状(レイリー長)を選択し,レーザと測定対象物の相対的な位置関係を変化させた多数点の測定データを取得して電界分布の逆解析を行うことが必須である。
比較的簡便な装置で高い検出感度を誇る素晴らしい計測手法であり,逆計算アルゴリズムの安定化,測定精度と空間分解能の定量的な把握法確立など,計測手法としての高度化が待たれる。

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