2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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公募シンポジウムセッション

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[CS-1] 電磁波散乱に対する解析的・数値的方法およびその応用技術

2023年9月13日(水) 09:25 〜 11:30 全学教育棟 本館 中棟 1階C14講義室

座長:出口博之(同志社大)

<1〜5>
電磁界理論研専

[CS-1-3] (依頼講演)多重平板格子による電磁波散乱の数値計算法と精度評価

若林秀昭1, 浅居正充2, 山北次郎1 (1.岡山県立大, 2.近畿大)

キーワード:多重平板格子、散乱因子、相反性定理、行列固有値法、ガレルキン法

gratingの特性を完全に理解するためにはエネルギー保存則や相反性定理が必要であるが,相反性は軽視されている.これは,計算精度の評価について,エネルギー保存則はよく用いられているが,相反性定理は使用方法が知られていないためである.多重平板格子の散乱問題において,影理論を適用した行列固有値法とガレルキン法を併用した筆者らの解析手法では,丸め誤差を除いてエネルギー誤差がゼロになり,計算精度を評価できない.本論文では,多重平板格子の数値解について,回折効率や散乱因子の相反性誤差を用いて計算精度の評価を試みる.

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