2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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公募シンポジウムセッション

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[CS-1] 電磁波散乱に対する解析的・数値的方法およびその応用技術

2023年9月13日(水) 09:25 〜 11:30 全学教育棟 本館 中棟 1階C14講義室

座長:出口博之(同志社大)

<1〜5>
電磁界理論研専

[CS-1-5] 不規則表面によるミリ波・テラヘルツ波散乱測定システム

吉野理玖1, 朝倉義秀1, 稲垣恵三2, 川西哲也1 (1.早大, 2.NICT)

キーワード:散乱、テラヘルツ波、ミリ波

6Gなど次世代移動通信システムにおいてミリ波帯やテラヘルツ帯の利用が想定されているが, 解決すべき技術的課題も多く存在し, その1つが電波の散乱である. 一般的に散乱の強度は小さいため既存の移動通信システムにおいて散乱による影響を考慮することは少なかった. しかし, 例えば300GHzでは波長が1mm以下となるため, 身の回りのものの平坦に見える表面が持つ微小な荒れにより散乱が起こることが考えられる.
そこで, 本稿では高周波帯における2つの散乱測定システムを示す. 1つはミリ波帯(90GHz)用の測定システム, もう1つはテラヘルツ帯(300GHz)用の散乱測定システムである.それぞれのシステムの特徴についてまとめ, 散乱測定結果や今後の展望について報告する.

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