2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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一般セッション

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[N-1] 非線形問題

2023年9月15日(金) 09:30 〜 11:45 全学教育棟 本館 中棟 2階C20講義室

座長:木村貴幸(日本工大),薄良彦(京大)

<20〜27>
非線形問題研専

[N-1-21] マーク付点過程に対する因果性検出手法の一検討

澤田和弥1, 島田裕2, 池口徹1 (1.東京理科大, 2.埼玉大)

キーワード:非線形時系列解析、因果性検出、マーク付点過程、遅延座標系

我々はすでに,マーク付点過程(MPP)に対する因果性検出手法を提案している.提案手法は,MPPのイベント間隔(IEI)時系列とマーク時系列の2次元時系列から力学系を再構成する技術と,イベント発生時刻によるMPP間の時間対応により因果性検出を実現している.しかし,IEI時系列とマーク時系列の両者を用いる提案手法がこれらのうち一方のみを用いて因果性検出を行う手法よりも高い検出精度を示すのかということについては明らかになっていない.そこで本稿では,IEI時系列とマーク時系列から力学系を再構成して因果性検出する場合とIEI時系列のみ,あるいはマーク時系列のみから力学系を再構成して因果性検出する場合について,性能の比較を行った結果を報告する.

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