日臨技 関甲信支部長挨拶
平成31年度日臨技 関甲信支部・首都圏支部医学検査学会(第56回)の開催に寄せて

一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会
関甲信支部長 神山 清志
令和元年度日臨技首都圏支部・関甲信支部医学検査学会(第56回)が、公益社団法人東京都臨床検査技師会の担当のもとで秋葉原にて開催されますことにお喜び申し上げますとともに、開催までご尽力いただきました公益社団法人東京都臨床検査技師会の皆様に心より感謝申し上げます。
今学会はメインテーマとして「未来創成in Diversity Tokyo」、サブテーマとして「時流に乗り遅れるな」と題して近い将来に必ず押し寄せるAI化の波に、臨床検査技師としてどのように乗っていくか?活用していくか?を日本の首都である東京より発信したいとの思いで学会企画を行ったと伺っています。
さて、日臨技の組織改革の中で、本学会が関甲信支部と首都圏支部の合同開催を認められるようになって今回で4回目となり、旧関東甲信地区臨床検査技師会の歴史から数えると通算で56回目の開催となります。旧関東甲信地区技師会は日臨技の組織改編に伴い、形式上は解散いたしましたが、1都8県会長会議と名称を変えて存続させて人材育成研修会を開催し、横のつながりを強固なものにしています。今学会を通じて更なる絆が、また新たな絆が生まれることと期待します。
今学会は、公開講演会として、講師にDeportare Partners 代表の 為末 大先生をお招きし「未来創成 in Diversity Tokyo」と題した講演が行われます。先生は男子400メートルハードルの日本記録保持者であり、シドニー・アテネ・北京五輪の出場も経験しています。現在は、ご自身の経験を活かし陸上競技の普及に尽力し、他国支援や各種講演等、精力的な活動を行っています。今回は。2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて首都東京の未来創世について話が聞けると思います。
また、多くの一般演題の他にも、宮島会長講演、日臨技企画、シンポジウム、教育講演、ランチョンセミナー、スイーツセミナー、また、学会初の企画として日本食品安全協会管理士会関東支部研修会も企画されています。私にとっても、会員・賛助会員の皆様にとってもとても充実した学会参加になることと楽しみにしています。
結びに、本学会が検査技術の向上と会員相互の交流の場、さらには地域医療の更なる向上の一助となりますよう祈念し、また、今学会の開催に当たり多大なご尽力をいただいた原田学会長・山方実行委員長・櫻井事務局長をはじめとする実行委員の皆様、実務協力を頂きました公益社団法人東京都臨床検査技師会の会員の皆様に深く感謝いたしますとともに、ご理解ご協力をいただいた関係各位、並びに賛助会員の皆様方に厚く御礼申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。