第19回東京都医学検査学会

都民公開講座

コロナ禍の日本で急拡大している『梅毒』を中心とした性感染症
~あなたは大丈夫?

  
講師:今村 顕史(いまむら あきふみ)先生
   がん・感染症センター 都立駒込病院 感染症科部長 (感染症センター長 )

会場: 第1会場THEATER
時間: 15:45~17:15
 
このたび東京都臨床検査技師会 地域保健共催部は、東京都医学検査学会の場を借り『都民公開講座』を開催し、一般の方向けに性感染症(STI; Sexually-transmitted Infections)に関する最新情報を提供するとともに知識を深めていただく講演を企画いたしました。
STIは、特に10代20代などの若年層に多くみられる感染症です。その原因の1つとして「性感染症への知識不足」があげられており、若年層への情報提供が特に重要とされています。
そこで今回は、感染症専門医である今村顕史先生に、梅毒を中心としたSTIに関する感染経路・症状・治療・感染予防の紹介と新たな知識をご講演いただきます。
また、地域保健共催部の技師より最新のSTIの発生動向について報告するとともに、STI予防教室を中心とした東京都臨床検査技師会のSTI予防啓発活動運動を紹介させていただき、幅広く多くの方に正しい知識が身につく講座にしたいと考えております。  
 

プロフィール
石川県出身
1992年 浜松医科大学 卒業
1997年 都立駒込病院 感染症科 医員
2004年 同院 感染症科 医長
2014年 がん・感染症センター 都立駒込病院 感染症科 部長
2017年 感染症センター長(感染症科部長との兼任)                       
駒込病院は、東京都のエイズ中隔拠点病院であり、今も約1500人のHIV陽性者が通院している。また、新型コロナウイルス感染症の診療でも多くの、入院患者を受け入れながら国や都の中心的な役割を担ってきた。
その駒込病院で日々診療を続けながら、病院内だけでなく、国や東京都の感染症対策などにも従事している。
さらに、日本エイズ学会理事などの様々な要職を務め、感染症に関する社会的な啓発活動も積極的に行っている。