Exhibitors' information
[I-20] 渡辺 昌1、〇藤川 保徳1、森田 健人1
1.慶應義塾大学
電子転生
【OS】学生コンテスト(IVRC)
本企画では、ユーザーが「生」と「死」を仮体験出来るシステムを提案する。まずユーザーは箱型装置に入ると、お経や参列者のすすり泣く声が聞こえ、実際に死亡した体験に近いものを体感できる。そして箱型装置から出る際はただ出るのではなく、母親の体内から放出され、手術室の明かりに迎えられるような産まれた感覚体感ができる。箱型装置はスピーカー、振動モーター、ヒーターによって死者が葬式を経て、火葬される感覚を提示する。また箱型装置がスライドすることによって、頭が母体から出る体感験、そして明るいライトによって手術室を再現する。
今日のVR体験は日増しに現実との境界線を狭めているが、我々は大事なことを忘れている。それは「体験」の本来の意味である。人間の物事に対する考え方、捉え方は過去の「体験」に影響される部分が大きい。そこで我々はVRを用い、いかに体験した人間のその後に影響を与える企画を作れるかを考え今企画に至った。
死から蘇る体験はバーチャルでしか不可能な体験である。我々は今企画を体験した人間に生命の終わりと始まりを知ることで、命の尊さと意味を再認識してほしいという願いを込めて今企画を製作する。
【OS】学生コンテスト(IVRC)
本企画では、ユーザーが「生」と「死」を仮体験出来るシステムを提案する。まずユーザーは箱型装置に入ると、お経や参列者のすすり泣く声が聞こえ、実際に死亡した体験に近いものを体感できる。そして箱型装置から出る際はただ出るのではなく、母親の体内から放出され、手術室の明かりに迎えられるような産まれた感覚体感ができる。箱型装置はスピーカー、振動モーター、ヒーターによって死者が葬式を経て、火葬される感覚を提示する。また箱型装置がスライドすることによって、頭が母体から出る体感験、そして明るいライトによって手術室を再現する。
今日のVR体験は日増しに現実との境界線を狭めているが、我々は大事なことを忘れている。それは「体験」の本来の意味である。人間の物事に対する考え方、捉え方は過去の「体験」に影響される部分が大きい。そこで我々はVRを用い、いかに体験した人間のその後に影響を与える企画を作れるかを考え今企画に至った。
死から蘇る体験はバーチャルでしか不可能な体験である。我々は今企画を体験した人間に生命の終わりと始まりを知ることで、命の尊さと意味を再認識してほしいという願いを込めて今企画を製作する。