The 21st Annual Conference of the Virtual Reality Society of Japan

Exhibitors' information

[O-3] 〇赤羽 克仁1、斎藤 拓樹2、橋本 大二郎2、山口 武彦2、原田 哲也2、佐藤 誠3
1.東京工業大学, 2.東京理科大学, 3.首都大学東京

没入型 VR インタラクションのためのウェアラブル手首力覚提示装置の開発
【OS】力触覚の提示と計算
本論文では没入型VR空間とのインタラクションを目的としたウェアラブル力覚提示デバイス”SPIDAR-W”を提案する.従来のウェアラブル力覚提示装置は,提示できる力覚が並進3自由度のみである,片手にしか力覚提示が出来ない,といった問題があった.本研究で開発するデバイスは,ユーザが背負って使用することを想定したフレームに,ユーザの手首を囲むようにワイヤとモータを設置することで,手首への6自由度の力覚提示を実現している.そのため,軽量な機構で,両手への力覚提示が可能である.本デバイスにより,ユーザの自然な動作を阻害することなく,没入型VR空間とのインタラクションを実現できる.