The 21st Annual Conference of the Virtual Reality Society of Japan

Exhibitors' information

[A-1] 〇須田 拓也1、串山 久美子1
1.首都大学東京

残像ドミノ:儚さを喚起するインタラクション
アート&エンタテインメント 2
我々人間は,古くから儚さの中に美しさを見出し心を動かされてきた.残像ドミノは,入出力の過程に儚さを感じさせる要素を取り入れることで,印象深い体験の提供を目指すインタラクティブ作品である.電子回路を内蔵したドミノ牌型デバイスを無数に用いて行うドミノ倒しは,光の残像による一瞬の視覚情報を転倒軌跡上に次々と浮かび上がらせる.本論文では残像ドミノのコンセプト,概要,実装方法を述べ,表現や体験の可能性について考察する.