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[11B-01] 視覚誘発型「微触感」錯覚が筋出力に与える影響
視覚誘発型「微触感」錯覚とは、視触覚の時空間的な同期によって、視覚のみで微弱な触感が生じる触錯覚現象である。本研究では、この錯覚現象の他覚的な評価として、仮想物体とのインタラクションにおける筋出力に着目した。具体的には、シースルー型の両眼HMDを用いて仮想物体を呈示し、「微触感」錯覚を伴う条件で前腕の動作を求め、その際の筋電位を測定した。結果から、錯覚強度の上昇に伴い、筋出力の低下と動作時間の延長が認められた。
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