[11B] Multimodal, Crossmodal:Haptic

[11B-05] R-V Dynamics Illusionにおける各種刺激の錯覚体験 ～剛体の運動をMR重畳描画した場合～ 

○Taiki Yamada¹, Satoshi Hashiguchi¹, Fumihisa Shibata¹, Asako Kimura¹ (1.Graduate School of Information Science and Engineering, Ritsumeikan University)

R-V Dynamics Illusionとは，実物体と仮想物体の異なる運動状態が引き起こす錯覚現象である．先行研究では，実物体が剛体であるにも関わらず，仮想物体のケースに入った物体が手の振りに応じて動くことで，重さや慣性といった力覚的変動を知覚した．特に仮想ケース内部の物体が剛体の場合，衝撃が再現できないため錯覚が起こりにくいのではないかと想定していたが，顕著な錯覚現象が発生した．本発表では，実物のケースに，仮想ケース内部で運動する，または固定された固体を重畳描画した場合についてデモ展示を行う．