[31B] Impact of VR

[31B-04] 没入型映像空間における傾き知覚の分析 (1) ～左右方向の傾き知覚について～ 

○YUKI MIURA¹, Yuma Koga¹, Keisuke Arai¹, Akihiro Konishi², Satoshi Hashiguti¹, Asako Kimura¹, Humihisa Shibata¹, Hideyuki Tamura³ (1.College of Information Science and Engineering, Ritsumeikan University, 2.Graduate School of Information Science and Engineering, Ritsumeikan University, 3.Research Organization of Science and Technology, Ritsumeikan University)

ベクションとは，視覚刺激を観察することによって発生する運動感覚であり，直線運動や回転運動を表現することができる．このべクションのうち，本稿では回転運動である左右の傾き知覚に着目し，傾き量（以下，傾き角度）と傾きに要する時間（以下，傾き所要時間）が傾き知覚に与える影響について確認した．結果，傾き角度の増加に伴い，自身の傾き強度が増加した．また，傾き所要時間が長いほど自身の傾き知覚に影響を与えることが分かった．