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[32D-01] 心理状態に基づくAR位置合わせ精度の評価尺度に関する検討
拡張現実感(AR)における重要課題である位置合わせ問題は、これまで多くの手法が提案されており、その精度を統一的に評価するための映像ベンチマークなどの整備も進んでいる。しかし、その精度の評価指標は、推定されたカメラ位置姿勢と真値との誤差で評価されるのが一般的で、AR 本来のインタフェースとして評価すべき、人間の心理的な評価尺度とは一致していない。そこで本研究では、単にカメラの位置姿勢の誤差を評価指標にするのではなく、人間が合成映像を見た際の位置ずれに起因するストレスによる心理状態の変化を反映した位置合わせ精度の評価指標の確立を目的とする。具体的には、人間の心拍から計測された、AR 合成映像を見たユーザの心理状態(ストレス)に基づいた評価指標の検討を行う。
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