[32F] Teleimmersion, Telexistence 2

[32F-01] 同調的な表情変形技術を用いたコミュニケーション拡張に関する提案

○Keita Suzuki¹, Masanori Yokoyama², Shigeo Yoshida¹, Yuki Kinoshita¹, Takayoshi Mochizuki², Tomohiro Yamada², Sho Sakurai¹, Takuji Narumi¹, Tomohiro Tanikawa¹, Michitaka Hirose¹ (1.The University of Tokyo, 2.NTT Service Evolution Laboratories)

心理学の分野では，他者の動作や表情を無意識的に真似てしまうことがミラーリングとして知られている．また自分の動作や表情に同調的な反応をする相手には好感を抱くなど，ポジティブな効果をもたらすことが知られている．本研究では，ビデオ通話において自分の表情を相手の表情に応じて同調的に変形させることで擬似的にミラーリングを発生させ，これらのポジティブな効果を引き出す手法を提案し，プロトタイプの構築およびパラメータ設計実験を行った．