[33D] AR/MR:Basics

[33D-01] A Study on Establishment of Unified Time Axis Through USB communication and Accuracy Evaluation Between Devices

○Katsuya Yamaguchi¹, Ryugo Kijima² (1.Gifu University Graduate school., 2.Gifu University.)

HMDにおけるセンシングから表示までの遅れは，VR酔いを引き起こすが，センサ，PC，ディスプレイの表示タイミングを精確に知ることで，予測や描画後修正により事実上除去できる．複数のセンシングデバイスや表示・提示デバイスを備えたより高度なVRシステムにおいても，すべてのコンポーネントの動作タイミングを統一された時間軸上で指定するか知ることができれば，必要な遅れ補償を行うことができるはずである．本稿では，汎用性の高いUSBを基にした，PC内部時刻，デバイス時刻の同期によりこれが実現できることを主張し，計測系の時刻精度を検証した上で，試験実装したシステムの同期精度を検証する．