[1ATE] 技術芸術展示A

[T-26A] 高次アンビソニクスを利用した高臨場感音場収録、再現システム"ViReal"の開発

〇末永 司¹、金子 昌賢¹、奥村 啓¹、白木原 太¹、秋山 仁志¹、関根 聡¹ (1. ヤマハ株式会社)

高次アンビソニクスの原理を用いた高臨場感音場収録、再現システムを構築したので、その内容を報告する。
このシステムは64ch球状マイクロホンアレーを用いてターゲットとなる音場を収録し、ソフトウェアによる高次アンビソニクスエンコード、デコード処理の後、スピーカアレイもしくはヘッドホンで収録した音場そのものを再現する。
従来の1次のアンビソニクスを利用した再現方式に比べて音の方向や遠近感を精度よく再現できるシステムとなっており、今後HMDや包囲型スクリーンによる360°映像などとの組み合わせによる、遠隔ライブ、コンサート等の高臨場感化への寄与が期待できる。

■URL：http://www.y2lab.com/project/vireal/