[1D3] 力触覚提示-温覚

[1D3-04] 水を用いた背中への大面積温度提示システムの開発

○小松 祐介¹、河合 凌輝¹、坂口 正道¹ (1. 名古屋工業大学)

これまでの温度提示システムは，部分的な提示が多く，大面積に提示されている例は少ない．また，背中のように身体への影響が大きいと考えられる部位でも着衣を想定した場合に提示が困難となる場合がある．我々はそれらの問題を解決するため熱媒体に水を用いた温度提示システムの開発を行っている．提示部にビニールを使用することで，水を流した際の皮膚への密着感が今までにない感覚の提示を可能としている．本稿ではシステムの概要と性能について述べる．