[1E2] 作業支援・ウェアラブル2

[1E2-03] 外部センサ不要な複合現実デバイスを用いた脳神経外科手術支援・教育システムの開発と精度検証

○板宮 朋基¹、片山 義英²、池田 直廉²、川端 信司²、梶本 宜永²、黒岩 敏彦² (1. 愛知工科大学、2. 大阪医科大学)

脳腫瘍手術などにおいて体内の手術器具の位置を正確に把握できるナビゲーションシステムが利用されているが，外部センサの設置と位置合わせの設定作業が必要である．本研究では，外部センサ不要な複合現実デバイス（Microsoft HoloLens）を用いた脳外科手術支援・教育システムを開発した．内視鏡的経蝶形骨洞的手術や側脳室前角穿刺術への応用を念頭にし，手術器具とダミーヘッドモデルを用いた精度検証を行った．