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[1E4-05] 空中超音波による浮遊物体の運動制御
本稿では，空中超音波を用いてバルーンなど浮遊物体の3次元運動を制御する手法について述べる．自らの浮力によって滞空する浮遊物体は，動力を利用して飛行するドローンや飛行船等に比べて事故の危険や騒音が小さく，人のいる環境において利用しやすいという利点を持っている．超音波を用いて非接触で浮遊物体の運動を制御することにより，浮遊物体の利点を損なうことなく移動能力を付与することができると考えられる．
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