14:30 〜 14:45
[1G3-03] 並進移動量操作を用いた坂昇降感覚提示手法の研究
本稿では,実際は平坦な床を歩いているユーザに,ヘッドマウントディスプレイを通して視覚提示する映像を操作することで,バーチャル空間上で坂昇降感覚を生起させる手法を提案する.
坂を上る際は平坦な床を歩く際の3倍のエネルギーを消費し,坂を下る際は半分のエネルギーしか消費しないことが先行研究より示されている.
そこで,リダイレクテッド・ウォーキングの一手法である並進移動量操作を用いて,実際の歩行距離とバーチャル空間での歩行距離とを変化させることで,勾配に応じてエネルギー消費量を変化させ,バーチャル空間での坂昇降感覚の向上を試みた.
提案手法の有効性を評価する予備的実験を行った結果,提案手法は坂を上る感覚の提示に有効であることが示唆された.
坂を上る際は平坦な床を歩く際の3倍のエネルギーを消費し,坂を下る際は半分のエネルギーしか消費しないことが先行研究より示されている.
そこで,リダイレクテッド・ウォーキングの一手法である並進移動量操作を用いて,実際の歩行距離とバーチャル空間での歩行距離とを変化させることで,勾配に応じてエネルギー消費量を変化させ,バーチャル空間での坂昇降感覚の向上を試みた.
提案手法の有効性を評価する予備的実験を行った結果,提案手法は坂を上る感覚の提示に有効であることが示唆された.
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